2023年企画セッション(T-5)
農業農村地域における情報利活用の未来図V
日時: 2023年8月30日(水)16:20-17:50
場所: 愛媛大学 第3会場(2階共A21)
[T-5-1] 農業農村地域における情報利活用の未来図V 東大(院) ○溝口勝
[T-5-2] 農業農村における情報通信環境整備に向けた農林水産省の取組 農村振興局 ○坂隼人 岡本裕也
[T-5-3] 通信インフラの整備によるデータ連携基盤との接続の可能性 農工大 ○西村和海 斉藤広隆
[T-5-4] 農村振興及び自然教育のための棚田ブランディング 東大(院) ○野田坂秀陽 溝口勝
[T-5-5] 農地からの情報発信が広げる推し活の輪! ―農産物へのアイで活気ある地域社会を育むために― ○北村知子 武藤由子
[T-5-6] アイディアソン:情報インフラ整備で農業農村はどう変わるのか?
○杉野弘明・溝口 勝(東大院)
アイディアソン
お題 未来図IVに向けた研究計画をChatGPTと対話しながら作ってください
グループ名
申請タイトル
内容(400字)
- 土壌物理再履修
「ジャンプ」を活用したVR農業体験システムの開発と最適化:土壌物理学と情報ネットワークの融合による農業教育の革新
本研究の目的は、土壌物理学と情報ネットワークを活用した農業システムの開発です。具体的には、作物の生育に影響を与える多様な要素(土壌状態、水の状態、気象条件等)を一元的に管理し、最適な農業環境を模擬するシミュレーションを作成します。このシミュレーションは、VR技術を活用して視覚化し、農業体験を可能にします。さらに、このプロジェクトでは、漫画雑誌の「ジャンプ」のキャラクターやストーリーを活用し、農業に親しみを感じるとともに、農業の重要性を理解する機会を提供します。農村に整備された情報ネットワークを通じて、このシミュレーションはリアルタイムで更新され、より現実に近い農業体験を提供します。また、水管理についても、土壌物理学を用いて最適な灌漑システムを提案します。本研究は、「ジャンプ」を通じて農業教育の現場での活用を視野に入れ、農業の未来を革新することを目指します。
- チーム「ガチオタ」
持続可能な農業へのアプローチ?プリキュア世代と土壌物理学?
農業農村工学の未来像において、情報通信技術と土壌物理学の統合が進む。IoTセンサーを活用して農地の状態をリアルタイムでモニタリングし、適切な栄養補給と灌漑を行い作物の最適な成長を支援。持続可能な農業を重視し、有機農法や微生物活用に注力。情報共有のプラットフォームを通じて、最新のベストプラクティスが共有され、若い世代にも啓蒙キャンペーンが行われる。プリキュア世代は技術と環境保護を融合させたアプローチを提案し、未来の農業発展に貢献。
- 5班
情報格差是正のためのVチューバー村
「ブイチューバー活用による農村地域の情報通信技術向上計画」は、農村地域の情報格差解消を目指し、地域の魅力をブイチューバーを通じて発信し、デジタルスキル向上支援を行うものです。ブイチューバーの選定と育成、デジタルスキル向上の支援、地域情報の発信促進が主な手法で、地域経済の活性化や情報格差の縮小、雇用機会の創出が期待されます。この計画は地域社会の発展と振興を促進するために実施されます。
- アグリファンタジア研究チーム
エンターテインメント教育を通じた持続可能な農業普及:ビジュアル系ゲームアプローチの探求
持続可能な農業普及のためのエンターテインメント教育研究:ベイブレードやファイナルファンタジーの要素を活かした携帯ゲームアプリの開発を通じて、ビジュアル系デザインで農業知識を提供。仮想
農場や畑を通じて楽しみながら農業の基本を学ぶアプローチを研究。これにより、若い世代の農業への関心を喚起し、持続可能な農業の拡散を支援する革新的な教育手法の探求。
- 溝口先生推し
**研究計画書:非整備情報通信網地域における農業土木技術の適応と世代間・都市間連携**
**1. 研究の背景**
都市部では5GやIoT技術が急速に普及しているのに対し、農村地域には基本的な情報通信網が未整備の場所も存在する。これに加え、新しい技術の導入や情報共有を行う上での世代間ギャップが課題となっている。
**2. 研究の目的**
情報通信網が不十分な農村地域での農業土木技術の適用、都市との連携強化、及び世代間ギャップの縮小を目的とする。
**3. 方法**
a) 農村地域の通信インフラと世代間の技術理解の現状調査。
b) LPWANのような低コスト通信技術の導入と都市部との連携モデルの検討。
c) 若年層と高齢層を対象とした技術教育プログラムの開発と実施。
**4. 期待される成果**
a) 非整備情報通信網地域における技術の現状と課題の明確化。
b) 農村地域と都市との情報・技術交流の効率化。
c) 世代間ギャップの縮小と、各世代が持つ技術知識の増強。
この研究を通じて、都市と農村の情報・技術のギャップ、並びに世代間の技術理解のギャップを縮小し、農村地域の持続的な農業発展を促進することを目指す。
LearnWizOneツールによる各講演者に対する質問(回答は省略)
1 溝口先生に質問です。DXについて私はワクワクするのですが、このワクワクを後世の若者に伝えていくために大事なことは何でしょうか?
2 坂先生へ:今、大学生の方々が狙うべきオススメなテーマやトピックを教えて頂ければ幸いです。(やる気のある方々がホットな話題に繋がれるように)
3 T-5-2>>>サポート企業や現地の実践家の皆さんなどの交流会などの企画はございますでしょうか?
4 <T-5-3西村さん>ウェブ上に溢れる非構造化データをいかに連結可能な形に構造化するかがとても重要だと感じました。日本国内で、データの形などについて統一規格(?)のようなものはあるのでしょうか?
5 【T-5-3】教育・研究への活用を考えると、オープンデータにすることが大切だと思います。大学が収集したデータもどんどん一般の方にオープンになれば良いと個人的には思います。データを売るのではなく、データの活用の仕方でお金を稼ぐ時代だと感じる
6 送信テスト 痩身?
7 災害対策に繋がるデータ基盤整備はお金もついて盛り上がりそう。大事なところ
8 野田坂さんが農村地域におけるたくさんの要素の中で水田を選んでアートとコラボさせた理由はどういったところにありますか?
9 Google Spreadsheetはの点灯パターンは昔はやったピクロスみたい
10 農村のいろいろな音がアートに変換すると面白そう(野田坂さんの発表)
11 個人の農業者さんがマイクロにそれぞれの圃場のデータを提供できるような形にできればおもしろいかも。もちろん、農業者の方へのインセンティブは確保した上で
12 ピクロスについて、数字に応じてマスを塗り潰すお絵描きパズルゲームです。 私は3DSのゲームでポケモンピクロス(2015?)をよく遊んでいました。野田坂さんの提示されたスプレッドシートの図がピクロスに似ている、という点に同意します。
13 Google StreetならぬGoogle Mountain &Agriculture Field
14 t-5-5: 素敵な生産者さんに課金したくなる気持ち、とてもよくわかります。何事も生み出してくださる側の方々は推せます!
15 北村さんへの質問です。農家さんに紐づいた農作物は、値段やカロリー以上の価値があると思うのですが、そういった気持ちや余剰価値は研究できたりする可能性はあるとお考えでしょうか?できたら素敵だと思います
16 農業基盤整備と、北村さんの研究みたいな取り組みがさらに結びつくと、全体で盛り上がるかも
17 北村さんへ: 素敵な発表をありがとうございます。鳥獣戯画風のカエルが農業したり、ウサギが自撮りしたりしていて可愛いなと思いました。推し活いいですよね?
18 @北村さん パワポのセンス 良かった!
今日の企画セッションに対する感想
- 楽しかった
- 他の企画セッションとは違って、聴衆が参加する企画があって楽しかったです。初めてchatGPTに触りましたが、勉強になりました。
- 楽しかったです
- 小さなグループにわかれてワークした事で意見を出しやすく楽しかった
- アイデアの創造、言語化のためにai が有用なツールであることを実践して学ぶことができた。アイデアを創造するためには一見関連性のないようなキーワードが斬新なアイデアに繋がると思いました。
- 参加しやすい雰囲気で、他の参加者と交流できたのがよかったです。
- 時間のない中でのアイデアソンは思ったことをとりあえず出しあえたので、よかった。
- 農業農村に関して情報化を進めるに当たって様々なアプローチがありとても興味深かったです
- 意外と楽しかった
- 情報通信を活かした農業、地域活性化について、検討状況がわかり、また、チャットGPTを使った未来図の検討体験を拝見でき、有意義でした。
- chatgpt使うなどアイデア出したりして面白かった
- 企画セッション5 ありがとうございました。楽しい企画でした。可能であれば、オンライン参加のひとも巻き込む仕組みづくりも、考慮いただけるとありがたいです。
- 推し活など普段の学会では聞かないワードが飛び交い、興味深いお話を聞くことが出来た。
- Chargpt によるブレインストーミングから議論を深めるワークショップは効果的で、かつ楽しい体験だった。
- 自由に発表できる機会をいただけて大変ありがたいです。
- 他大学の学生さんや先生方と気軽に話せたのがとても楽しかったです!!
今後の学会企画セッションを効果的なものとするにはどうすればよいと思いますか。
- web者も含めたコラボ
- 最後のグループワークの時間をもう少し長くやってみたかったです。
- 他の人にも見てもらいたい、SNSなどで広報活動を行い、各大学や企業、官公庁に宣伝してみたいです
- こういったワークショップが沢山あると嬉しい
- 他の参加者と話す時間がもう少しほしかった。
- 今回のようなグループワークは是非とも続けてほしい
- 質問しやすい雰囲気を作る
- 手を挙げて質問するだけでなく、snsのハッシュタグを使うなどしたら、質問だけでなく感想なども書きやすいと思います
- オンライン参加者の取り込み
- もっと色んな学生に挑戦してもらえればと思います。なかなか難しいですが
- 私は企画セッションに議論の機会があるということを知りませんでした、、、。事前の告知を強化すれば、もっと積極的に参加する方がいると思います!
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